新NISA熱に呆れる
所長S
ガッチガチ堅実株式投資
キヤノンの決算が今朝公表されました。
なかなか厳しい内容ですね。
来年の配当予測は発表されませんでした。
つまり、利回り予測不能。笑
過去の業績から見ると、下がっても100円前後かなぁと思いますが
もし配当を武田薬品のように業績に関係なく
一定以上配当を出し続けるなら、
業績悪化を鑑みて安く買えれば
当面は超おいしい高利回り銘柄です。
屋台骨は今すぐ揺らぐことはないと思うので、
株価が下がれば貯金よりはいい配当目的の投資になりますかね。
今後影響を及ぼしそうな内容は
少し前に
東芝からCTなどの医療機器部門の買取を行った事による
その際の買収金額6500億円を借り入れによって賄い、
2021年12月までに返済予定
東芝時代のこの部門売り上げは4500億で営業益250億
返済に必要な費用は毎年およそ1200億円
CT部門から出るであろう利益は、毎年200億円程度と見積もると
この新事業、下手をすると
年間800億~1000億円の持ち出しが必要になる恐れが現時点ではあります。
つまり、利益が1000億円くらい増えないと容易に穴埋めができない計算です。
買収による利益がしっかり出せるかどうか、
自社の業績上昇に貢献できるかが重要になってきます。
今後の利益推移を注意深く見ていく必要がありますね。
他の要因は、一切排除して考えています。あくまでも例え話です。