タカタ民事再生法適用に思うこと

エアバックのタカタ　民事再生法適用。

誰が儲かる？

3年前ほどから問題になっていたタカタが民事再生法適用で上場廃止になります。
つまり、少し前まで500円近くしていた株はほぼ紙切れです。

リコールなどで大変な出費がまだ自動車会社に対して残っていて、
満額支払うかどうかでかなり今後の状況もかわってくるものの、

営業利益、営業キャッシュフロー共に黒字　
つまり、お金の工面さえできれば十分復活可能？企業

この会社、大株主が創業家で過半数の株を持っていて、大株主にホンダなどがあります。

つまり、この大波をうまく乗り越えれば安泰企業であった、、、が

先週朝日新聞に
タカタが民事再生法申請に動いている。この週末が危ないとすっぱ抜かれ、
タカタは、そんな事実は無いとHPで連日否定していました。

ほんとに誤報なら、三※自動車のときのように
最安値で株買いあさりのために仕掛けたか？

朝日新聞ガセねたで片棒担がされたか？

はたまた大株主が
その間に、少しでも株を売り抜けようと思ったのか？？？？

で、本日月曜
情報どおり　裁判所が民事再生法適用を受理。

よって上場廃止、、、

非上場株を

引き受けるのがKSSというアメリカの同種企業、、、これ大株主は中国企業です。
ついで今後、300億円程度の資金手当てに手を上げた三井住友フィナンシャル。
何故先に手助けしないの（笑）？

更に来年3月には再上場の予定を公言

過去の株式時価総額は500億円、現在130億円
近々、多分株式時価総額　1億円（株価1円）

タカタはシェアと営業利益、技術を持ったおいしい企業のまま
超安値で創業家から、海外企業のものとなりました。、、、

事故を起こすような部品を供給したタカタに責任はありますが

出来過ぎたお話に感じるのは私だけ？

銀行と外資にまた日本の企業の利益が持っていかれることになりました。

銀行、外資が大株主となれば、　配当は高めになるので人気も出て
来年の春には、またピッカピカ？のタカタ株が上場されることでしょう。

会社発表の情報を信じて慌てて買わなくてよかったです。（笑）

財務の悪い企業の株は博打ですご注意を。

S

所長